複業は新しい転職サービスの温床

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ヤフーの「ギグパートナー制度」がそうだったのだろうと想像している。
新しい採用手法の一つとして複業の受け入れをしているのではないか。
そして、これからこの手法は、特に人材業界(特に転職市場)で一定の仕組化がされ、定着するのではないかと考える。
 
要は、月5万円の複業代を支払い、優秀な人材を見つけたら一本釣りする。
 
現状の転職市場では、人材会社の成功報酬の相場は給料の約半年分と聞いた。
 
例えば、採用したい企業が月収50万の人を1人の採用するのに支払う費用は約300万円。
月収5万円で3カ月間の期間限定の複業であれば、1人当たり15万円。
20人複業を受け入れ、その中から水揚げできれば、ペイできる。
 
一方で、釣り上げるためには企業側の魅力も必要。
 
複業で採用後、正式に一本釣りしようとすると、一筋縄ではいかない人もいるだろうが、大金を払って採用してみたけどダメだった。というリスクもヘッジできるという点では、採用する側がこの制度を利用するメリットも大きいと考えています。