フクギョウカドットコム
複業時間
会社やお店に「営業時間」があるように複業家の「複業時間」をつくりました。
【複業時間】水・土 10:00〜22:00
です。ホームページにも書きました
複業をしていたらリモワ対策がほぼ万全だった話
コーヒーメーカー。ありました。
スキャナー。ありました。
デュアル用のディスプレイ。ありました。2台。
コピー機。スキャナーと3000円のプリンターをルータにつなげて1ボタンでできます。
オフィス用の椅子。オフィスよりも1グレード良いものを導入済みでした。
なんだか、なにいまさら騒いで買い足しているのだろう。という感じです。
ちょっと、勝った。と思った瞬間でした。
ラスト1ヤード(深センの宅配ロッカー事情)
オフィスにも、共同住宅にも、路上にも
深圳は宅配ロッカーだらけです。
日本の宅配ロッカーというと、マンションのエントランスに置かれ、不在の際にはそこに配達されるというもの。最近は発送もできるようになったようですが、基本は受け取るものとして利用されています。
一方、深センではオフィスにも、住宅にも、路上にも宅配ロッカーだらけ。
基本的には玄関での受け取りはせず、配達する側はロッカーに入れて配達完了を通知するところまで。通知を受けたらロッカーまで取りに行く。
とても効率的で合理的だ。配達にかかる時間も読みやすい。
そして、このロッカー、基本的に発送も可能。会社帰りにオフィスの前にあるロッカーに入れて、申し込む。以上。ヤマトの営業所とかコンビニに行って発送手続きをしたり、逆に集荷をお願いするということもない。
このロッカーの進化系がチーズティー専門店HEYTEA(HEYTEAについては別記事を参照)で発見した新しいお店。
欲しい商品を注文し、出来上がったら通知が来る。
お店に行っても誰もいない。ロッカーが並んでいて、指定されたロッカーを探し、暗証番号を入力するとその中には注文した商品が入っている。
・待ち時間ゼロ
・無人接客
・立地スペースも小さくて済む
いいことだらけ。これからの日本にも普及させたい。
日本では何が良いだろうか。
黒やぎさんたら読まずに食べた。仕方がないから……
黒ヤギさんが偉かったのは、食べてしまったあと、お手紙を返したところだ。
私は。
放置した。
試験開始は今日の9時。
今、8時半。まだ私は試験会場すら知らなかった。
受験票がなかったのだ。そして、届いた受験票を見ていなかったから、前日まで試験会場を知らなかった。
前の日は夜明けの4時まで家の中をくまなく探した。、まずはありそうなところを探し、最終的には洗濯機の上やトイレの棚まで調べた。
それでも受験票はなかった。一縷の望みを託した主催者のホームページでは「会場は東京23区の高校や大学等」と書かれていて、会場の候補すら書いていなかった。
試験は日曜日。
問い合せは土日祝日を除く9時から17時までと書かれている。
八方ふさがりだった。
朝、私は電車に乗った。
あと考えられるのは会社の書類箱の中。誤って他の書類に紛れてしまったのかもしれない。ただ、日曜日はほとんど人がおらず、会社に最初に入るときに解除するセキュリティを解除する人が来るのが遅いケースが多い。
会社は田町。23区の学校であれば、電車とタクシーを駆使すればほぼ1時間あればどこでも間に合う。
電車の中でふと私の前に座っている人が同じ試験の参考書を読んでいるのを発見する。
「このタイミングで参考書ですか?」と突っ込みたいのを我慢して、視線を右に向けると、3つ右に座っている女性も同じ試験を受けるようだ。椅子に座りながら問題を解いている。
「この人、受かりそうだな」と思っているとそのまた右に座っている人もまた、同じ試験の参考書を膝の上に寝ている。
「昨晩頑張ったのだろう。4時まで勉強できずに受験票を探していた私とは違う」
そのとき、私は思った。
電車は埼京線の上り電車新宿行き。池袋駅から電車に乗ったときにいた3人は、私と同じく埼玉方面から来た人たちだ。試験会場は申し込み順かもしれない。エリアが近いところを選んでくれているのかもしれない。その選定方法はわからないけど、この3人に会場を聞いて、そこにとにかく行ってみたらどうか。と閃いた。
新宿駅に到着寸前、3人が立ち上がるタイミングで私は行動に移った。丁寧に、そして、困った顔をして、聞いた。
「すいません。○○の試験ですよね。会場はどちらですか?」
一人目。
無視された。
まぁ、客観的にみたら完全な不審者だ。もしくはナンパされるときの断られ方ってこんな感じなのかもしれない(今までナンパは人生で1回しかしたことがないからよくわからないのだけれども)。
次。二人目。
一人目よりもさらに深刻な顔をして聞いてみた。
「渋谷です」
よし、渋谷だ!!でも渋谷のどこだ?俺に調べられるのか?と思っていると。
「あ、昭和女子大です」
と言ってくれた。女神だった。
「ありがとうございます」と言って。
最後。三人目。
見失ってしまった……
ということで、N=1のアンケートを元に、僕は渋谷駅まで向かい、そこからタクシーに飛び乗った。昭和女子大学。田園都市線のホームまで下りていき、電車に乗り、三軒茶屋から246を渡って、歩いて行くと結構かかる。
なるべく早くに会場に到着し、そこが会場ならそれでよし。会場が違ったら、その場で調べてもらえるかもしれない。そうして私は8時20分に会場に到着した。まずはその会場で受験票をなくしたことを伝えた。
職員さんはこの会場の受験生名簿から私の名前を調べる。
……ない。
もう少し、調査してくれ鵜ということでおそらくこの会場の本部があるところに向かっていった。なかなか帰ってこない。
8時35分を回った。職員さんが帰ってきた。もしかしたらこの会場で受けさせてくれるのかもしれないような言い回しで、「責任者と相談します」と言ってくれた。
が、責任者は携帯電話に出ない。
建物の外に出て探してきてくれた。
責任者は私から距離を置き、おそらく試験の総本部らしきところに電話をかけて話している。そして戻ってくる。
その時8時45分。試験開始まであと15分。
「試験会場が違う。あなたの試験会場は世田谷の国士舘大学だ」と
私はとっさに言ってしまった。
「ありがとうございます。それならタクシーで向かいます」と。
と、言った後に気づく。
この人たちはここで受けさせてくれようとしてくれていたのではないか。と。
ただ、先方は私の提案に対して確実にそのほうが好ましい。
「ちなみにこの場所で受けさせてもらうのは不可能ですか?」
と後から聞いてみるも。
「それはできません」
と。
そうだよな。
ただ、この会場。このやり取りをしている間中、受験生がぞろぞろと入ってくるのだが、すべて女性。おそらく女性だけを集めた会場なのだろう。そんな中、私だけ、受けさせてもらっても、変な緊張や罪悪感にさいなまれるだろう。
ということで、ダッシュで学校を出る。もう10分前。おそらく渋谷から急いで来ただろう女性を乗せたタクシーが正門の前に止まる。私はそのタクシーを捕まえそのまま乗り込む。とても急いでいる感じが伝わったのか、それとも単なるスピード狂なのかしらないが、急いだ感じで走り出す。
google mapでは所要時間9分と表示されている。
『がんばれ。運ちゃん』
と心の中で呟きながら、google mapの渋滞予想地点をスムースに通過するたびにホッとする。ただ、最後の最後、なんと、工事で車線規制。車が止まったまま1分、また1分と過ぎるのが辛い。そしてこのあたりで私は気が付く。
何号館かを聞くのを忘れた。
国士舘大学。よく見るととても広い。
とにかく一番近い入り口前で運転手さんが止めてくれたので、そこで降りる。
守衛のところに行く。
なんと、別の校舎。
都会とはいえ、かなり大きなキャンパスを通り抜け、陸橋を渡り、隣のキャンパスへ。
到着したのは
9時3分。
すでに説明が始まっている。
ただ、遅刻をしてきた数人を追い抜いて、私は受付で受験票忘れの話をする。今度は私の名前がある。
これで受けられる!
説明が始まっている教室に入る。
30人程度の小さな教室。
男女比は半々くらい。
女子専門の会場があったからこの比率に惑わされたらいけない。
開始は9時15分。
これまで受けてきた試験といろいろと違う。
試験開始は教室ごとに違うらしい。
用紙を配られた時点で試験が開始された。
試験はマークシートではない。
損益計算書や貸借対照表を作成するのだが、どこを正解すると得点となるのかわからない。
回答用紙はA3なのだが、真ん中に切れ目が入っていて、なぜか受験生がそれを切り取る。そしてすべての用紙に受験番号と名前と生年月日を記載する(表紙は受験番号のみ)。謎すぎる。おそらく添削する側のオペレーションの手間や設備の問題なのだろう。
合格発表はWEBのみ。郵送はなし(なのに申し込みは最初の受付以外はアナログ……)。
謎が多い。
そして、もっともすごかったのが、資格学校の解答速報。なんと試験が終わって、会場を出たところにいた、2つの学校。両方ともその日の回答を配っていた(一部除く)。
おそらく30分を終えたところで帰り、回答を本部経由で各拠点に配り、それを印刷か近くのコンビニなどでネットプリント+コピーなどをして差し込んだのだろう。携帯チェックがかなり甘かったので、通信機能付き電卓などを開発すれば、不正し放題笑。
どうやら9時15分から始まったというのはけっこう早かったようだ。教室の中でも一番早くに部屋を出たのだが、学校から出たのは私が一番早かったようだ。
その、資格学校のパンフレット的なものを渡すバイト君から「もう試験終わりましたか?」と聞かれた。
これは。年間3回試験が実施される簿記検定3級のはなし。
資格マニア?だからできた行動なのだろうと思った。
さて、結果はどうなることか。
あきらかに言えるのは、昨日の0時半から4時までの間。
もう一回過去問を解いて見直しをしていたら絶対受かっていた内容だった。
感覚値としては
18/8
216/20
324/30
410/12
512/30
合計70点。ギリギリ。
内容はそれほど難しくなかったのだが、時間が足りなかった。
コツをつかんで、作業としてできないと時間内に解くのは難しい。
私の後ろに座っていた女性は1時間20分くらいで終わっていたので、慣れればそのくらいのスピードまではいくのだろう。
読まずに食べたとしても諦めてはいけない。
(追記)
合格していました。
やはりあきらめてはいけない。
そして次からはきちんとすぐに開封しよう。
7人の侍とゴレンジャーとの決定的な違い
7人か5人か。
そういうことではない。
7人か5人か。それ自体よりも、
7人の侍は「7人必要だから集めた」
それに対してゴレンジャーは
「5人がなってしまった」
そこが決定的な違いだ。
要は目的があっての人数が「七人の侍」だということだ。
今日、映画館で「七人の侍」を観た。
多くの気づきや感動があった。
ただ、最も感動したのが、その「7人集めた」ということだった。
ちなみに他の気づき・感想としては以下の通り。
①4K映像:古い映画とは言え、フィルムの映画だからこそ、4K化できたということだろう。フルハイビジョンデジタルカメラなどで撮影した映像だったらこうはいかないだろう。もしくは超解像技術を使ってのことだったのか。
とにかく、映像は綺麗だった。できたら東京大学の渡邉英徳先生に色付けしてほしい。
②「己のことばかりを考える奴は己を滅ぼすやつだ」
いま通っている吉田雄人ゼミに共通している点だった。
③言わないと伝わらない。
シノもマンゾウもカツシロも何も言わないからちゃんと伝わらない。
私もちゃんと伝えなくてはならないと感じた。
④3時間20分の長編映画。人間の生き様・恋愛やシリアスと笑いなど、多くの要素が詰まった映画だった。
⑤途中に「休憩」とあったのがインド映画を思い出させた。
またもう少しおっさんになったら見返そう。