上海発チーズティー専門店『HEYTEA喜茶』は驚異の進化を遂げ続けるスタートアップ

この記事をシェアする


とても美味しいチーズティー専門店

『HEYTEA喜茶』

https://www.heytea.com/indexEn.html

クリームチーズ入り

のお茶が有名でこれがとても美味しい。

f:id:ganch:20200209191253j:plain

チーズティー

 

日本の街中でよく見かけるタピオカティー専門店とは全く別物と考えてください。

完全なスタートアップ企業です。

 

創業者は28才

2012年に創業

上海出店時には3時間並ぶという人気

2018年には資金調達シリーズB

2019年現在は売上70億円の規模にまで成長しています

 

特徴としては

クリームチーズを載せたお茶

おしゃれな店舗やかわいく親しみのモテるデザイン

マス広告は使わずwechatのモーメントで拡散

など商品や販売戦略でも他との差異化

を図っています。

f:id:ganch:20200209191309j:plain

HEYTEA Lab外観

 

f:id:ganch:20200209190358j:plain

HEYTEA Lab店内





そして、深圳では一般的になりつつある注文方法。

私が訪問した際、前に1人しか並ん

で居ないと思って注文したのにも関わらず、30分ほど待たされました。

すでにスマホ(wechatのミニプログラム:ミニプログラムとはwechat上のアプリのようなもの)から注文した人が沢山い

て、なかなか順番が回ってこない。このモバイルオーダー&ペイを一般的にしたお店という認識です(ここは違うかもしれ

ません)。

最近は、スマホで注文して、出来上がったら、お店のロッカーに入れ、出来上がりを通知するというサービスも開始しています。なんとそのお店ではお店での注文は不可能です(一部商品を除く)。

①お店に行く→並んで注文→受け取る

スマホで注文→お店に行く→並んで受け取る

スマホで注文→出来上がったら行く→セルフで受け取る

そう。②の段階で、スマホで注文できるようになっても、作るのが追いつかず、結局みんなお店に並んで待ってい

ました。

f:id:ganch:20200209191432j:plain

予約された商品が並ぶ

 

実際にwechatpayが使える状況(私が訪問した際にはAripayしか使えずwechatpayは使えませんでした)でないとこの購買体験できないのですが、時期によって観光客はwechatpayが使えたり使えなかりします。行かれる際には状況チェックして、使えるようならwechatpayとHEYTEA喜茶のミニプログラムまでダウンロードしてから行くのがおすすめだと思います。

 

そして、上記のような背景を知ってから行くのと、そうでないのとでは少し感じ方も変わってくるのではないでしょうか。

 

2019年、日本ではスターバックスがモバイルオーダー&ペイを実施し始めているがまだ実際に使っている人は少ない印象を持っています。

深圳から帰ってきた次の日から早速使いだし、その便利さを実感しています。
ただし、ワンモアコーヒーでは使えなかったり、まだ完成度は低いです。
これからの日本での進化を期待するばかりです。

 

 

ちなみに、『雪茶』というお店もクリームっぽいお茶にイチゴの果肉が入っている商品を提供していました。こちらもおいしかったです。近くにお立ち寄りの際にはお試しください。